福井県敦賀市にある自家焙煎珈琲専門店、有限会社チモトコーヒー
焙煎担当 & JCQA認定コーヒーインストラクター1級 の新田和雄です。
2014年10月12日(日)10時~17時ごろまで、アピタ敦賀店さんで「敦賀珈琲(つるがコーヒー)」の販売と試飲会を行ってまいりました。
この敦賀珈琲、中身はこれまでの販売しているコーヒーバッグ(レギュラーとカフェインレス)を同じ商品5つを袋に入れたものなのですが、敦賀で74年目を迎え、地元でずーっと焙煎しているということもあり、「敦賀珈琲」という名前で販売させて頂きました。
中身に関しては、
「敦賀珈琲(ブレンド)」
・ブラジル シナール No2
・コロンビア エスメラルダ スプレモ
等を配合したブレンドで、そこに フレンチローストのブレンド(コロンビア、ペルー、グァテマラ アンティグア ベラカルモーナ)を配合し、まろやかで、すっきりした味わいの中にも程よい香ばしさを感じるブレンドになっております。
「敦賀珈琲(カフェインレス)」
・コロンビア<カフェインレス>
をフルシティローストまで焙煎し、カフェインレスのもつ柔らかさを活かしつつも、少し深めの煎り具合で、十分にコーヒー感を楽しんでもらえる味わいになっております。
商品パッケージには、それぞれの写真と共に
「名勝 氣比の松原」(ブレンド)
『万葉集』や『日本書紀』にも詠まれている、古くから知られ
る敦賀の景勝地で、三保の松原(静岡県)・虹の松原(佐賀県)
と並ぶ日本三大松原の一つ。日本の白砂青松100 選に指定さ
れている。松原の中には散策路がめぐらされている。
「敦賀港」(カフェインレス)
三方を山に囲まれた天然の良港であり、古代から栄え 渤海使の為に松原客館
が置かれていた。1907 年に第一種重要港湾に指定され敦賀郵便局が外国郵便交
換局に指定されたことから日本からの国際郵便の大半が敦賀港を経由すること
になった。1912 年にはウラジオストク航路に接続する国際列車が新橋駅(1914
年からは東京駅)と金ヶ崎駅(1919 年に敦賀港駅と改称)との間に走りだした。
写真は昭和初期という当店の創業時期に近い頃の敦賀港。
の説明を入れ、敦賀以外の方にも、ほんの少しだけですがが、敦賀の事を知って頂けるようにしております。
当日は、試飲カップで約450杯をお客様にご試飲頂きました。
ちなみに 1kgの豆を約24gで360ccで抽出しましたので、1000÷24で、約41回ハンドドリップを行いました。
当初は、コーヒーメーカーでの抽出も考えたのですが、実際にハンドドリップで淹れているところをお客さんに見て貰いたいのと、味の面でもそちらの方がおいしいという判断で、ハンドドリップにこだわってみました。
アピタ敦賀店のご担当の方には、湯沸しに使用したIH用の電源の確保など、ご面倒だったとは思いますが、非常に助かりました。
また、お客様からは、
「うまい!」
「普段はブラックだと飲めないのに美味しい」
「むちゃくちゃ美味しい!」
「これはお土産に喜ばれる!」(と言っていくつも買っていかれました)
「駐車場から入ったらすごいいい香りだったので探した!」
「いつもチモトさんの飲んでるのよ。」
「前にポートンさんの時に入っていたところよね?」
等たくさんのお声を頂き、用意や当日の試飲は、大変ではありましたが非常に有意義な時間を過ごすことができました。
当日、ご試飲頂きましたお客様、ご購入頂きましたお客様、どうもありがとうございました。