福井県敦賀市にある自家焙煎珈琲専門店、有限会社チモトコーヒー
JCQA認定コーヒーインストラクター1級 の新田和雄です。
2014年9月28日(日)に敦賀合同青果さんにて開催された「つるがグルメマーケット」に参加致しました。
当日は、風が出て看板が倒れたり、コンロが消えたり、カップのフタ飛んで行ったり、と色々ありましたが無事に参加できました。お越し頂きました皆様ありがとうございます。m(_ _)m
出品するものを直前まで悩んだのですが、最近イベントではやっていなかったカプチーノを中心としたメニューに加えて、当日はこっそりと「モカまつり」を開催しておりました。
これ、我ながら、かなりマニアックな祭りだったと思います。(考えたのはヨメです。)
イエメン産のモカマタリを筆頭に
エチオピア産のモカハラーロングベリー、モカシダモG2、モカシダモG4、モカレケンプティG4と取り揃えておりました。
ちょっと解説しますと
イエメン産のアラビカコーヒーは、基本的に全てモカマタリとなります。
次に
エチオピア産の豆は、産地によって「モカ」の後に地名由来の名前が付きます。
ハラー、シダモ、レケンプティ等の部分ですね。
あと、Gの次の数字は、エチオピア内でのグレードで、欠点豆の混入が一番低いのがG1となります。
G2は、基本水洗式で、G3、G4は、非水洗(ナチュラル/サンドライ/天日干し)の精選方法になります。G1は、特に欠点豆を無くしたもので、水洗、非水洗、両方存在するようです。
じゃあ、G4はランクが低いのがというと、エチオピアに限りですが、モカ特有のフルーティーな香りを楽しもうとすると、個人的にあまりクリーンなカップだと、そのあたりの特徴が弱くなりすぎるので、G4を使用しています。(通常店頭では、モカマタリしか取り扱っておりません。)
皆さん、説明すると色々とお好みに合わせて注文して頂いておりました。
また、特にモカのフルーティーな香りのせいか、数名のお客さんがわざわざ戻って来られて「これすごい美味しいです!」と伝えて来てくれたのが印象的でした。
中々、自家焙煎専門店でも、5種類のモカを提供するのは難しいと思いますが、イベント限定ということもありますが、今回は小規模ながらちょっと面白い試みで出店できてよかったなと思っております。
それでは、皆様よいコーヒータイムをお過ごしください。(^^