焙煎度ごとに飲み比べて、味や風味の違いを楽しみました。(コロンビア エスメラルダ スプレモ)

福井県敦賀市にある自家焙煎珈琲専門店、有限会社チモトコーヒー
JCQA認定コーヒーインストラクター1級 の新田千香子です。

本日は午前中、敦賀市相生町「パンかあさん ぽこぽこ」さんでコーヒー教室「コーヒーぽこ」を開催しました。

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テーマは「焙煎度による風味の違いとブレンドのお話」でした。

カッピングして頂いたのは「コロンビア エスメラルダ スプレモ」コロンビアの香り高い逸品です。

生豆、焙煎機に投入し1ハゼ後、2分、3分、4分、5分と経過した、各焙煎段階での豆を見て頂きました。
(※1ハゼとは、簡単に言うと焙煎で火が通って豆が膨らむ際に途中で「パチッ」という音がなる事です。)

普段あまり生豆を見る事が無いという事と、すべて同じ豆なのに、焙煎進行具合でどんどんしわが無くなって膨らんでくることにとても驚かれていました。

また、2分のコロンビアと5分のコロンビアをカッピング頂きました。
カッピングされたお客様からは「違う!!」「あっ!こっちの方が好き!!」などと、同じ豆でも焙煎度が違うこと風味が全く違ってくることに驚かれていました。

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その後、意外と知られていないブレンドの定義などのお話をさせて頂き、最後にハンドドリップによる抽出方法を実習しました。

何度か講座を受講して頂いているお客様から「今日は今までで一番上手に淹れる事が出来た!!」とにっこり素敵な笑顔を頂きました。(^^)
また、他のお客様からは「今まで適当に淹れていたけれど、一度きちんとした方法で淹れてみて、コーヒーがとても美味しいと思いました。家でも夫に淹れてみます!」と嬉しいコメントも頂きました。

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忙しい時間にはなかなかハンドドリップでコーヒーを淹れる事は面倒臭い時がありますが、少しお時間のある時や、特別な日(お誕生日など)には、ぜひ、ハンドドリップでコーヒーを淹れてみてください。きっと特別な思い出と時間になるかと思います。

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この記事を書いた人

こんにちは、創業1940年 新田珈琲、3代目焙煎士の新田和雄です。

焙煎歴は十数年。
お客様に「おいしい」と思って頂けるコーヒーをご提供するため、
日々、検証しながら焙煎や抽出を行っております。

所有している資格では、
・JCQA認定コーヒー鑑定士
・CQI認定アラビカQグレーダー
・SCAJアドバンスドコーヒーマイスター
・JBAバリスタLevel1
・コーヒーインストラクター3級トレーナー
などになります。

競技関連では、以下の「コーチ」経験があります。
・ジャパンカップテイスターズチャンピオンシップ 日本優勝
・ワールドカップテイスターズチャンピオンシップ 世界14位
・ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ 日本3位

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