福井県敦賀市にある有限会社チモトコーヒー
JCQAコーヒーインストラクター1級で焙煎士の新田和雄です。
2014年9月6日(土)に福井県坂井市春江町にある「ハートピア春江」に「コーヒー学入門」という講演を聞きに行ってきました。
この講演は、金沢大学が主催で、日本コーヒー文化学会が中心になって開催されているもののようです。(後援に 全日本コーヒー協会と福井新聞社、協賛 福井大学となっておりました。)
内容に関しては、
(1)「水素焙煎コーヒー」
講師:廣瀬 幸雄(金沢大学名誉教授)
(2)「”人を取り持つ間のツール”コーヒーの魅力について」
講師:佐野周一(日本コーヒー文化学会福井市部 支部長)
(3)「モーニングサービスの現況~今後の可能性~」
講師:佐藤由紀弘(金沢大学 講師)
途中コーヒーブレイクがあり、
最後に討論会「おいしいコーヒーの飲み方」という流れでした。
会場は、定員150名だったところ、170名近くの方が聴講に来ており、熱心な方が多い印象でした。
内容に関して、印象的だったのは、
日本人の好みは、「コク、キレ、スッキリ」
香りに関しては、花、ナッツ、フルーティ、果実、焦げ、スイート、ビターと色々あり、
味は、甘さ、苦味、酸味とあるが、甘みのあるものを好む。
と、当店の目指しているものが、日本人の好みに向いてるんだと、納得しながら聞いておりました。
また、時間が経ち古くなった珈琲は、体に悪いとか、コーヒーは体にいいけど、インスタントはダメとか、古くなった珈琲は、電子レンジで加熱すればいいけど、その場合も豆じゃないとダメとか、色々と興味深い話が多く、思わず聞き入ってしまいました。
他にも、コーヒー単体の健康に関しての効果と、水素コーヒーの場合での効果などもありました。
ちなみに水素コーヒーはすっきりして飲みやすく、一緒に出てきた御菓子も両方とも、おいしかったです。(^^)
また、モーニングの話も非常に面白く、分析内容も非常に分かりやすく、一度、岐阜や愛知の喫茶店にも行ってみたいと思いました。
全体で3時間でしたが、どれもコーヒーに関しての内容で、興味がある事ということもあり、非常に時間が経つのが早かったです。
また、来年も機会があれば参加してみたいと思いました。